昔の人の中には、慣用句とかことわざとか四字熟語とか好きな人いますよね?
私の母は義務教育もままならない時代の貧乏人でしたが、どこで覚えたのかそういうのはよく使っていました。
もちろん子供にもわかる簡単なやつですけど。
「貧乏暇なし」とか「時は金なり」とか「かわいい子には旅をさせよ」とか、「馬鹿の大足間抜けの小足」とか「馬鹿は高いところが好き」とかとか…
ちなみに私は、足は標準と思われますが高いところ大好きです。
あと家訓だか教訓だか、母が口癖のように言っていたのが「米一粒でも残したら目がつぶれる」、「まじめに生きていればお天道様と米の飯はついて来る」でしたが、母の日本語をちょいちょい馬鹿にしていた私もこればかりは今までの人生でもずっと実感しているものです。
私は自分で言うのもなんですが強い生命力だけが取り柄なのでただただまじめに働き続けています。
「人の嫌がる仕事はすすんでやれ」「自分のことは自分でする」も母の教えなので一生反抗期の私もそれだけはできるだけやってきました。
なので、人の多い職場はイライラしちゃうんですけどね…
とにもかくにも飲食店で働いているのもあって食べ物にはあまり困りませんでした。チャラチャラした行事が嫌いな私も毎年バレンタインには日頃お世話になっている人達に簡単な物を渡しているのですが、鍼灸学科から柔道整復学科に再入学して貧乏な時には、私が用意した「源氏パイファミリーパック」(ひとつあたり20円30円)に対して、お返しにコシヒカリとか揖保の糸(大好物)をくれたり、賄いもいっぱい食べさせてくれたり…
最近では、若い子が制服のボタンが取れたのを付けられないというので私が付けてあげたら、お中元で貰いすぎて飽きたからと揖保の糸をくれました。こんな美味なもの飽きるなんて…裕福な奴め~…
仲良くしてくれているバイトの子が何かある度に
「せーのさんは揖保の糸あげたら喜ぶよ」と言ってくれているみたいで…(^_^;)
そんなこんなで、飲食店て結構激しく動き回るのに、その職場だけでなく「ゆで太郎」のおじさんのサービスとかうちの患者さんの差し入れとか、有り難いことに餌付けされているので太っていきます…
若い頃は食べても食べてもちゃんとカロリー消費できていた気がする…
野菜と麺、ヨーグルトとパンでできているこの体はなかなか細くはなりませんが逆に筋力は人一倍強いかも知れません。
飲食店の仕事は大きくて重たい物を持ち上げて背筋がつきますし、手にもいろいろ持つので肩や腕も強くなります。少々ムキムキなため居酒屋時代には「何かスポーツやってるの?」とか「消防団入らない?!」とか言われていたし、カラオケレストランの方ではクラブ遊びの金ピカのおじさまに「おい、かんどりー」と呼ばれていました。
髪短くて男らしく振る舞うのがホステスさんとおじさま両方と仲良くする秘訣…
かんどりというのは女子プロレスラー神取忍の事ですね…光栄であります。
女子女子ぽく振る舞うのは苦手だし筋力はあって損はないですよね、はたして私の火事場の糞力ってどれくらいあるのでしょうか。
気にはなるけど火事にはならないで欲しいですね、気を付けましょう。
いつ何時何が起こるか分からないですが、最近しゃがむことができない人が多く見られます。いざという時に身動きがとれる体を持っていたいですね。
皆さんもたまには自分自身の筋力改めて確認してみてはいかがでしょうか…
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